PR会社・メディア研究員の視点
8月7日の日経産業新聞2面に記載されていた記事をご紹介致します。
「家庭内の節電 8割が意識 空調・照明に関心高く 楽天リサーチ調べ」
楽天小会社の楽天リサーチ(東京・品川)がまとめた夏季の節電を巡る意識調査によると、家庭内の節電を意識している人は回答者の8割にのぼりました。
このうち、「空調・照明」シーンで節電している人が9割以上となり、家電製品の使用や炊事、洗濯時の節電など、身近な節電対策を実行している人が多いことが読み取れます。
家庭内で節電を意識している人は、「意識している」(31.8%)と「やや意識している」(48.2%)を合わせると8割と非常に高い結果になりました。
最も比率の高い「空調・照明」分野では、「きめ細かく消灯する」(79.1%)がトップで、以下、「日中は照明を消す」(74.6%)、「扇風機・サーキュレーターを使用する」(62.0%)等が続いています。
「空調・照明」に続いて節電を意識する対象に挙がったのが家電製品で40%。具体的にはパソコン、TV、温水洗浄便座の使用で工夫を凝らしている、などの回答が目立ちました。
*調査:7月10、11両日、インターネットを通じて20~69歳の1000人を対象とし実施されました。
昨今の環境問題や昨年の原発問題以降、私たちの中で「限られた資源を大切にする」という想いが強くなっている結果だと見受けられます。
エネルギーの無駄遣いを辞め、使えるものは大切に使う、もしくは節電効果の高い家電製品に買い替えるのも良いと思います。
最近ではインターネット上で家電製品を高く買取りしている「家電高く売れるドットコム」などのサービスも注目を集めており、モノや文化を大切にする習慣は今後ますます浸透していくと思われます。
個人が身近にあることからスタートができ、社会にも貢献できるアクションの後押しが、新しい時代のビジネスチャンスにつながると思います。