「で、日本経済と韓国経済はどうなるの?」
グローバルから株価を予測する(8)
※前回続き
日産が90%近い営業利益減で、リストラする。
ゴーンさんは世界的に見ても、かなり優秀な経営者だった。
カリスマ性もあった。
スティーブジョブズ的、全方位的な手腕だ。
その経済貢献に対して、日本でもはや完全に再起不能にまでたたきのめした。
そういうところが、ある。
もっと上手く使えばいいのに。個人的に。
四半期決算なので、今回の日産の減益はゴーンさんの影響ではないだろうが、
この先、数年はすべて新経営陣の責任である。
ファイナンスの次は、センスメイキングだ。はたして、センスで上手く立ち回れるのか。不安だ。
この日産の減益によって、韓国のルノー日産工場は閉鎖するだろう。
もともと、連続するストによりほぼ機能していない。これでほぼ決定となるだろう。
GMもすべての閉鎖を発表したので、これで自動車産業においては、韓国中の海外工場が次々閉鎖することになる。
すべて日韓貿易摩擦と、それによる地学的リスクが発生する、その前の話だ。
今後、さらに投資と産業はどんどん先細りしてしくと思われる。
驚いたことは、そうした情報を流すメディアに対して、韓国内閣府が圧力を掛けていることだ。
じつは、韓国メディアは近代民主主義になって歴史が浅い。
もはや、朝鮮日報も崩れ、ほとんどのメディアが「心が折れて」しまっている。
正確な情報は、シンガポールや台湾、香港経由のメディアで入手するしかない。
日本のように賛否両論ということがないのだ。
日本はとても正常な状態だ。それは理解した方がいい。
つまり、国民は、誰も真実をきちんと知らない。
知っているのは財閥だけ。これにより、ますます対策や準備が遅れる。
前大統領の次は、日本だと弾劾するが、真実は、少し違う。それしか情報が無いのだ。
次は、株価の予測について。
(続く)
Source: PR会社でナンバーワンを目指す!上岡正明オフィシャルブログ