リレーションは「人間関係、つながり」のことです。
メディアリレーションは、新聞や雑誌、テレビ、ラジオなどのメディアとのよい関係をつくるための活動のことをいいます。
では、本当に良い関係(リレーション)を築くにはどうすればいいのでしょうか。
新規性、ニュース性を感じるから記事になる!そして真摯に向き合う
勘違いしてはいけいないことは、各メディア担当者との関係を築くからといって「仲良くなればいい」というわけではありません。そして「上手く関係を築けている」と思い込むこともダメです。
記者の人たちは、ニュース素材として値しない事項は記事にしません。
もちろん、他に話題がない場合やタイミングによっては小さなことでも取り上げてもられることはありますが、それでも「ニュースとして価値がある」と判断したものを選びます。
そしてなにより記者の人たちは「強要」を嫌います。
「このサービスはすごいんですよ」「新商品はぜったいヒットするので、話題性は十分あります」とあなたがどんなに売り込んでも、記事にする価値があるかどうかを判断するのはメディア側です。
そして記者も一人で仕事をしているわけではありません。
報道されるまでにはデスクのチェックや他のニュース素材との兼ね合いがあります。ですから、まずは記者の立場をまず理解しましょう。
また、取材されたからといって必ずしも記事にされるとは限りません。
取材後の記事化を必要以上に迫ったり、掲載された記事にクレームしたり、記事が出る前に内容確認の要求・修正を迫ったりしてはダメです。
これでは良い関係を築くどころか、メディアから嫌われます。
自分たちの意思通りの情報を発信したい場合は、広告をだしましょう。
広告ではなく広報・PRによってメディア露出を果たせた場合、社会へも大きな影響を与えることができます。
PR活動においてメディアは必要不可欠な存在。しっかりとコミュニケーションをとっていきましょう。