PRとは記事化を目指すものだけではありませんが、やはり記事として消費者にメッセージが届かなければ長期的にみて意義がなくなってしまいます。
マーケティングPRは、受動的に記事になったのかを判断するのではなくて、主体的にニュース性のあるメッセージを発信することを目指します。
主体的にメッセージを発信!7つの要素
1.新規要素
これから始まる新しいサービス、製品、ビジネスモデルなど。
2.季節要素
ゴールデンウィークや夏休み、母の日など季節性がある情報。
例えば、単なる blog サイトを立ち上げてもニュース性は薄いが、父の日に向けてテーマを父親に特化した blog サイトはニュース性が高くなる。
3.時流要素
年金未納問題、イラクの虐待問題など時事性が強い要素を含んだ情報。
大きな政治問題や国際情勢だけではなくて、大豆ペプチドやミニペットブームなど一般消費者の話題に上がるのも時流要素が含まれている。
4.実利要素
情報の受け手にとって実利性が高い情報。
例えば、価格の値下げやキャンペーン情報がこれに該当する。
5.技術要素
今まで不可能だったことが可能になる技術にはニュース性が高い。
高い技術力を駆使したサービスはサービスそのものよりも、高い技術力を謳ったほうがニュース性は高くなる。
6.大成要素
今は小さな卵だが、将来大成するようなサービス、製品、ビジネスモデル、企業はニュース性が高い。
大成すると判断するのは記者だが、大成する要素をふんだんに盛り込んだ情報はニュース性が高くなる。
7.実績要素
既に始まっているサービスや製品でも市場占有率、会員数、売上などの成功実績をリリースすることで改めてスポットを浴びることができる。
この場合、具体的な数値を盛り込まなければならない。
長期的に効果を発揮、販売促進へ繋げる
上記の7つの要素を伝えたい情報に合わせて盛り込み、主体的にメディアへ情報発信することで「マーケティングPR」は実現します。
しかし、今までのPRは画一的な情報をプレスリリースなどで提供するのに対して、「マーケティングPR」は情報の切り口を媒体ごとに加工する必要があります。
プロモーションしたい商材を新情報として提供するのか、人物インタビューとするのか、開発秘話とするのかなどを媒体ごとに分析して切り口を考えるのです。
「マーケティングPR」という手法が明確に確立しているわけではないので、その分野を専門に行っているコンサルティング会社(代理店)は非常に少ない、というのが現状です。
フロンティアコンサルティングでは、最新の動向を取り入れ、効果測定を行いながら長期的に効果を発揮、販売促進へ繋げます。