FAX-DMとは、ファックスを使用し広告を配信するサービスです。
メルマガ配信や郵送DMは開封されずに捨てられることがありますが、FAX-DMは原稿が開かれた状態で出力されるため、必ず一度は目に入ってきます。
また、紙媒体と違い印刷代はかかりません。コストはほとんどの場合、送信料と配信サービス会社の料金のみです。作業時間も短く、短時間でアプローチ可能です。
そのため、送信側の企業にとっては広告費が安くすみ費用対効果に優れたツールだといわれています。
ただし受信側の紙やトナーを使用するためクレームや迷惑に思っている人々も多いため、配信サービス会社によってはクレームやセキュリティ対策をうたっています。
スムーズな顧客獲得に!作り方がポイント
上記に書いたように、FAX-DMは他のダイレクトなアプローチよりも手軽だというメリットがあります。
しかし、その手軽さゆえに何を書いてもOKなのか、といえばそうではありません。
見られる、読まれる、問い合わせに繋がる内容でなければ、すぐにゴミ箱行きか、または大量の書類に埋もれてしまうだけです。
近年、ビジネスのお知らせを文字で発信しようと思ったら、メルマガやメールでのDM、SNSが主流です。
しかしインターネットを使った手法は相手が能動的でないと、あまり効果を発揮しない場合があります。
ウェブは直接送信できることから一見効果が高そうに思えるのですが、発信したい内容や作り方によってはFAX-DMの方が効果が高くなります。
先程も言いましたが『必ず確認する・目にする』というところがFAX-DMの強みです。
必ず確認してもらえるのですから、あとは作り方次第です。
見た瞬間に興味を惹かれる作り方、問い合わせしてみようと思わせる作り方をするのです。
レイアウトやキャッチコピーを工夫することはもちろんですが、例えば送信先企業が属する業界で最近話題となっている・課題となっている事柄はなんでしょうか。
その話題、課題を踏まえて、あなたの会社はどんなPRをできるのでしょうか。
これをしっかりと考えるだけでも読まれる可能性は高まります。
そしてあなたの会社が効果としてほしいのは「読まれる」ことで終わらず「返信・問い合わせ」に繋がることでしょう。
例えばセミナーの案内をするとします。その場合、
●メリット(特典など)
●期待させる(読んだ続きが知りたくなる)
●想像させる(セミナーに参加した後、どう変わるのか)
●気軽さ(場所や時間など)
●安心感(ちゃんとした会社なのか、講師はどんな人なのか)
●人気のセミナーなのか(何回も開催していて参加者が多いのか)
など、伝わるとより良いと思います。
かならず内容を確認してもらえるFAX-DMを活用してビジネスチャンスをつかみましょう。