『気力の在り方』

今日は、気力の在り方、について考えた。

中国には、「財大気粗」という言葉がある。
『成功したり、財ができると、人の気は大きくなる』という意味である。

たしかに、大きく成功した財界人や経営者は、
ひとまわりどころか、ふたまわり近く、大きく見える。

人の支持を受けると、気も集まるからだろう。
このようにして、気が満ちると、つぎに、その使い方が大事になる。

同じく、中国の論語に、
「見義不為、無勇也(義を見てせざるは勇無きなり)」という言葉がある。
『こうするのが正しいと知っていながら、
それを実行しないのは、勇気のない臆病者である』という意味である。

「義」は、儒教の功徳とされる五常(義・仁・礼・智・信)のひとつ。

尊敬する東証一部企業ネクシィーズの近藤社長が師と仰ぐ
SBIホールディングスの北尾社長も、いぜん、このようにおっしゃっていた。

『天が常に見ていると考え、行動しなさい。』

「財大気粗」になるほど、「見義不為、無勇也」。
この密な相互関係に、真に気づかなかれば、
おそらく先を知り得て天下を目指したはずの織田信長のように、
どこかで、天に足元をすくわれる、ということだろう。